久しぶりの2連休でした。
どちらの日も予定はありましたが少しだけ疲れが取れたような気がします。
大体休みの日も何かしら予定があり、1日中家で過ごすことは滅多にありません。
カレンダーの通りに休みがあるわけではないので子供と休みが合うのも少ないです。
今回の2連休も平日でしたが2日間とも子供の用事でした。
2024年6月18日の用事
息子の定期受診ですが、息子同行不要です。
現在小5の息子は小学校に上がる前の就学前健診での簡単な知能テストにて平均値に達しない項目があるとの連絡を受けました。
もちろん今までの保育園生活では特に問題を起こすこともなく過ごしていましたので、少し心がザワザワしました。
その後、教育委員会から精密検査の日程を調整します。
WISK(ウィスク)検査を行いましたがそこでも多少低い数値が出ました。
就学前でしたので、普通学級に入れるか特別学級に入れるか本当にすごく悩みました。
普通学級では息苦しいだろうか?
特別学級では普通学級のお友達が仲良くしてくれるだろうか?
サッカークラブには既に入っていましたので、息子だけチームメイトと違うクラスになるということが容易には想像できませんでした。
この時の私は、「まさかウチの子が?」と思うばかりで現実を受け止めずに子供の立場で考えてはいなかったようです。
何度も考え考え、答えが欲しくなりました。
子供の発達関係に特化した病院に電話します。
なぜ病院にかからなければならないのだろうかと悩みながら電話すると初診3か月待ちと言われます。
ここでまた考え直してしまい、受診まで至らず。
ただ、今までの園生活でトラブルがなかったように、学校生活もきちんと送れるのではないだろうかと考え、希望を持ちながら普通学級へ通わせることにしました。
小学校へ入学します
学校生活が始まりしばらくすると毎週のように担任の先生から電話がかかってくるようになりました。
「今日は午後から集中が切れたようで授業の課題ができませんでした」
「朝からイライラした様子でお友達とトラブルになりました」
などの理由でした。
1年生の1学期のうちに3回ほど学校へ出向き担任の先生と話をすることになり、他の子たちと違うかもしれないと、解決策を考え始めました。
そこで今回も定期受診に行った、以前電話で予約をためらった病院へ行ってみようと思いました。
初診予約はやはり3か月待ちでした。
彼は病気ではありません
学校の先生や、友達、家族と沢山相談に乗ってもらいましたが、今の時代特有の考え方であり、息子が何かしらの病気だと言う人は一人もいませんでした。
私たちの時代もクラスに何名かいたであろう、先生の話を聞かない子、騒ぐ子、ふざける子が、その子の個性だとか性格だとか言われていましたが、今の時代はそれが病気のくくりにされてしまいます。
限りなくグレーの部分に位置する我が息子もADHD(注意欠如・多動性障害)という病名がつきます。
そしてADHDということがこの小5まで各担任の先生に申し送られます。
それでもまだ息子は普通学級で楽しく学校生活を送っています。
持ち前の明るさを武器に彼の回りにはいつも沢山のお友達がいます。
グレーゾーンの息子には投薬は気休めでした
小児療養センターに通うようになり、投薬治療をしてきました。
その時の状態により薬を変更したり、受診間隔を1カ月にしたり3カ月にしたり。
通い始めたころお医者さんも言っていましたが、成長と共に落ち着くところもありますと。
通い始めたのが1年生で現在5年生ですが、以前とは全く違います。
正直、薬は飲み忘れが多く(ADHDの症状で忘れ物が多い)決められた投薬治療はできませんでした。
ですので息子の場合は薬で症状を改善したとは言い難いです。
気になるところ
とは言いましても、沢山の情報を処理する力が乏しいので、段々難しくなっていく算数に苦戦しています。
漢字も、注意欠如とズボラな性格が相まって、ケアレスミスを連発しだしました。
息子には小2から個別指導の塾に通わせています。
それは、お恥ずかしい話ですが私も勉強が苦手であるため教えることができないのです。
塾は現在、週1で90分の授業ですが塾の無い日は私も息子と一緒になって調べながらの宿題を行っています。
テストはとてもじゃないですが褒められるような点数ではなく、高校に行けるのか不安になります。
私の月収では公立に行かせるのがやっとだと思っていますが。
本人も勉強をやる気が全くありません。
何かスイッチがあるようです。
やる気がある時の集中力は目を見張ります。
そんな時は滅多に無いんですけどね。
5年生学年行事
そして2連休の2日目、息子の学年行事があり学校へ行ってきました。
ウチの学校では運動会にラジオ体操ではなく新潟総踊りというのが準備運動になるわけですが、それを保護者に教えてくださるんだそうで。
4分以上もある踊りなんです。
案の定、保護者はグダグダで何を踊らされてるかもわからない状態でした。
蒸し暑い体育館でとても人口密度も多く、沢山汗をかきましたから少しは瘦せたかな?と運動した気になっています。
その後は給食試食会があって子供たちと一緒にお昼を食べます。
大人になってから食べる給食は格別に美味しいですね。
子供の時は当たり前に食べていた給食も、大人になるとパッタリと食べることができなくなってしまいます。
今日はとてもいい体験ができました。